鎌倉歴史工房は、鎌倉武士をモチーフにしたペーパークラフトフィギュア「紙人(かみひと)」の制作・販売を手掛けている団体です。2019年10月鎌倉市御成町にオープンしました(※2021年1月より横浜市に移転)。紙人を皆様にお届けするにあたり、いくつかのこだわりがあります。環境への負担が極力少なくなるよう全て紙で作る事にこだわり、特許を取得しているカッティング技術によって類を見ない可動域の多様性を実現した事に加え、参考文献や実際の甲冑からデザインを落とし込み再現性の高さにもこだわっています。手の届かない美術品よりも、手軽に遊べ手軽に飾れるのに美術品のようなクオリティをこの紙人で表現し、日本国内のみならず全世界へその感動と魅力を伝えていきたいと考えています。
紙人作家「宮本昌城」は、定年退職後に一念発起してペーパークラフトの専門店を開きました。サラリーマン時代の50歳の頃から、「定年後は大好きな鎌倉で何かやってみたい」と思い始めるように。見よう見まねで始めたペーパークラフトは年々知識と技術が向上し、現在の鎌倉武士の世界に行きつきました。
コンセプトは「鎌倉武士」をツールとして、鎌倉時代の歴史をビジュアル化して楽しむこと。「皆さんの家庭の生活空間に鎌倉時代の空間を置く『盆栽』のようになれば…」と思っております。そのために、ペーパークラフトフィギュア「鎌倉武士」を活用したミニジオラマ作りの楽しさを広げ、子どもから大人、外国の皆様にも伝えていきたいと願っています。
ペーパークラフトフィギュアを、私たちは「紙人(かみひと)」と呼んでいます。可動域やリアリティに加え、着せ替える事が可能となっているため、ペーパークラフトというよりも、もっと人に近い存在である事からこの名称となりました。今後様々な人物に変化する楽しみ方をご提案して参ります。